多汗症の出やすい部位

多汗症の症状は、体の中でも出やすい部位が存在します。

多汗症の症状が出やすい部位は、以下の3つです。

・手のひら

・顔

・わきの下

この中でも、最も多汗症の症状が出やすい部位が手のひらです。

緊張やストレスなどの精神的なものが原因で多汗症になると言われていますが、手のひらに出る症状は汗がしたたるほどボトボトと出る場合があります。

手のひらに汗が出ている時は、足の裏にも汗が出ていることが多いでしょう。

手のひらと足の裏は連動していて、手のひらと足の裏に大量の汗をかいてしまうことを「手掌足蹠多汗症」と呼びます。

手のひらに汗をかくと、握手ができない、ペンなどがすべって持ちにくい、書類が汗で濡れてしまうなど、日常生活に支障をきたします。

顔も多汗症の症状が出やすい部位としてはやっかいなところです。

顔からたくさん汗が出るのは隠すことができないので、かなり恥ずかしいものですし、女性の場合は汗でメイクもできなくなってしまいます。

周囲の目が気になってしまうと恥ずかしさや緊張などが精神的なストレスとなり、余計に汗を出してしまう原因になります。

わきの下は手や顔に比べると目立ちにくい部分ですが、薄着になる夏場などは気になってしまうものです。

シャツなどを着ているとわきの部分が濡れてしまうので、目立ってしまいます。

ネバネバした汗をかいた場合は、服の黄ばみの原因になることもあります。

最近ではわきの部分に付ける吸水パットも販売されていますから、上手に利用しましょう。